Fumi GamesがデヴェロッピングをPlaySideがパブリッシングをそれぞれ手掛け作られるFPS「MOUSE:やとわれの探偵」に対する期待が高まっている。このFPSは一目見てわかるようにいわばFPS版「Cuphead」である。またの名を「令和のクレイジーミッキーマ〇ス」。レトロスタイルの3Dグラフィックスが光るまさに「Cuphead」を連想させられる形式のFPSなのだ。リリースは2025年内を予定している。
同FPSは特徴あるビジュアルが魅力的なゲーム。1930年代風のカートゥーングラフィックスが採用されている。そのSteamページによれば今作は何言ってんのかよくわからんが「手書きの「ラバーホース」風アニメーションのモノクロ調なビジュアルとレトロなジャズ音楽を当時と同じ手法で製作している」(原文ママ)という。プレイヤーは私立探偵ジャック・ペッパーを操作しノワール風都市を舞台にアクドイギャングどもをぶちのめすこととなる。
ペッパーの持つ能力はアイテムによってアップグレードさせることが可能である。例えば缶入りホウレンソウ(?)を使った近接戦の能力を強化したりヘリによる空中移動の滞空時間を延ばしたり尾にグラップリングの力を付加させたりすることができる。「敵を押しのけ切りつけ叩きつぶし吹き飛ばせ」とにかくコミカルでユニークなエレメントが強調されている。この「FPS冬の時代」を生き残るべくして組み込まれた意外かつ斬新なゲームデザインが満載なのだ。
主人公ペッパーは戦中戦争のマスコット的存在だった英雄。戦後は探偵稼業をしているがそんな普段の生活の中”ある女”が助力を求めてくる。探偵ペッパーの正義を巡る旅は陰謀・殺人・汚職・新たなる敵によって絡めとられることとなる。ペッパーを操作して重武装したギャングども相対し「マウスバーグ」の秘密を解き明かすのだ。炸裂する相棒「トミーガン」をはじめとして衝撃的な威力を誇る火力砲が彼の味方になってくれる。タイプの違う銃火器を器用に使い分け敵の肉体を木端微塵にせよ。
物語の舞台となる戦場には多様なバイオームが存在する。マウスバーグの暗い町通り・映画スタジオ・カジノ・マリーナ・港湾施設・地下水道・湿地帯…ノワール風都市といっても様々なステージが存在することが既に示唆されている。ヒントやアイテムの収集要素・ミニゲームなどの要素も存在する。でもやっぱこれって「令和のクレイジーミッキーマ〇ス」じゃね?いやいやFPS版「Cuphead」である…。
※文章Steam:MOUSE: P.I. For Hireより引用